相場が大きく動く時は、株価の変動(ボラティリティ)が大きくなりがちです。このような時期に値段に飛びつくような売買を行うと、利益もしくは損失が大きくなる傾向があります。
相場を張る時に重要なのは生き残ることです。
長く相場で生きていれば、バカでも儲かる相場に必ず行き着きます。そんな相場より前に種銭を失うトレードは控えるべきだ、と思うのですよ。勿論、期待値の高いチャンスの時に資金を集中することは、時に重要でしょう。そのためにも生き残ることです。
ボラティリティの高い相場では、いつもよりポジションを小さくして張ることで生き残る確率がグッと高まります。お試しあれ。
二年目:私、ボラティリティが高い銘柄で何度も含み益を失っていますから、利益の確定を心掛けているんです。
Bコミ:生き残るデイトレーダーの基本だね。利益が減ってくると前にあった利益を意識して思考停止から無駄に損を引っ張ってしまうことが多い。
-- 個人投資家Bコミ氏:日銀政策決定会合 その3/7(フィスコ)
悪い流れを断ち切るためにも利益を確保することは重要です。
過去の株価にとらわれて現在の株価を否定するトレードは悪手です。今の株価だけを見て安い高いの判断をするべきでしょう。それが出来ないのなら、売買代金が無駄でも一度売却して買い直したほうがイイのかもしれません。買い直せないようではその投資アイディアは死んでますからね。
二年目:ボラティリティが高い銘柄は本当にポジション管理に気を付けないといけませんよね。
Bコミ:だね。下がってしまってそのまま放置して戻りを待つのも手だけど、さらに損が拡大するかもしれないし、機会損失も大きいからね。
-- 個人投資家Bコミ氏:日銀政策決定会合 その3/7(フィスコ)
塩漬けを始めると、次の投資アイディアに移る速度が低下することを恐れてます。
特に板が少ない中小型株ですと、自分の売却で大きく株価を落とすことになり実行しにくいでしょう。私ならもうこの時点で負けを確定させ、大きな板が出てくる辺りで引き取ってもらうトレードに切り替えているでしょうね。
ノリに乗ってる時は塩漬けなんか気にならないんですけど、概ね塩漬けが気になるのはノッていない表れなんだと思います。チャンスの時に叩き売る覚悟を決めておくか、チャンスになる前に現金化しておくか、前もって心積もりをしておくと瞬時の判断に迷うことが少なくなります。
お試しあれ。
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