2016年3月12日土曜日

【アフターフォロー】 「DAIBOUCHOUさんのセミナーに参加しました」 - 投資家から資産家へ

レポートまとめ

DAIBOUCHOUの株談義に行ってきました。

場所は、秋葉原の外れにあるジーニアスセミナールームでした。交通の便は恵まれている方ですが、駅からやや歩くのが難点でしょうか。とはいえ、100人規模の部屋で半日借りて10マソ程度とお値打ち。悪くないんじゃないでしょうか =)。

目的は、勿論セミナーを聞きに行くというのもあったのですが、今後行う予定の板読みセミナーでの偵察も兼ねていました。どの位の大きさが適当で、板を見せながら説明するにはどの程度のスクリーンが必要で、時間割はどうしようかなど、参加によってかなりの課題を持って帰ることになりました。

まことん:Bコミさんはどの部分が印象に残りましたか?
Bコミ:「不安株をポートフォリオに登録監視」の部分かな。
まことん:そうなんですか。私は普通にスルーしましたが。
Bコミ:機関投資家の時にやっていたので。
-- DAIBOUCHOUさんのセミナーに参加しました(フィスコ)

不穏なマクロ経済を監視する意味でのポートフォリオになります。

例えば今回なら原油安に絡むシェールガス関連銘柄でしたり、会社が傾くことで大きな問題に発展しそうなグレンコアやドイツ銀行等の株価を定期的に観察し、マクロの状況を把握します。少し前だと中国の景気判断でバルチック海運指数をヲチすることが流行っていたりしました。ソシャゲ関連だとGoogle Playのランキングなどを観察していた投資家も多かったと聞きます。これはミクロかw。

このポートフォリオはその時々で入れ替えるべきです。そいうことをこまめに観察することは怠らない方がいいかもしれません。

まことん:逆に物足りなかった点はありましたか?
Bコミ:リーマン前の新興不動産株で資産が大膨張した話を聞きたかったな。
-- DAIBOUCHOUさんのセミナーに参加しました(フィスコ)

彼自身、リーマン・ショック後、大きく資産を削ることになりその過程で増やすことより守ることに重点が置かれたことに起因します。

昔のように新興不動産株を2階建てするような運用はしないでしょうし、出来ないでしょう。天才ではなく秀才が織りなす資産運用というのも参考にはなる、というか、天才達の資産膨張の話なんか聞いてもフツーの投資家には嫉妬にしかなりませんてw。

資産運用なら今の感じが丁度いいバランスなのかもしれません。

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その他、気がついた点は以下のとおり。

  • レジュメ、印刷付き!
    用意周到でした。聞いた感じだとライターの方に手伝ってもらったらしく、よく纏まった資料となっていました。見習いたいところですね。
  • 難しい時間割
    3時間、ぶっ続けで行っていたのでやや体力的に厳しい感じを受けました。聞いている人達にも参加を促すようなフリが必要だったかもしれません。
  • 投資家から資産家へ
    過去、10億円儲けた肩書でセミナーを行っていますが、その後の流れから資産を増やすフェーズから資産を守りながら増やすフェーズに移行した経緯の説明が多かったです。億単位のカネを握った体験談は殆ど聞けませんでした。
  • 日本株保有リスト
    現在、彼が保有している株のリストが参考に配られました。保有銘柄は、不動産絡みが多いです。REITはもとより、往来の隠れ資産バリュー銘柄とかも多く含まれています。福証がやけに多かったのはやや気がかりですが、長期保有が前提なら問題は少ないでしょうね。
    なんというか、奇をてらっていない王道のバリュー投資銘柄、なんか見たことあるぞ、的な感じなのが印象的でした。

こんな感じ。

割とまったりとしたセミナーでした。セミナー後の懇親会は、マネー雑誌や億トレ本で取り上げられる投資家さん達が集結して、ややカオスな状況になりましてこれはこれで面白かったですね。

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